1.大前提
実は「投影」という考えは、
日常と強く結びついています。
そして…「投影」を紐解くと、
生きづらいワケが見えてくることがあります。
例えば、こんなことってありませんか?
- どうしても嫌いな人・許せない人がいる
- 嫉妬を感じることが多い
- 人に心を開くのが苦手
- 「誰からも理解されていない」という感覚がある
- 「○○さんと性格が似てる」と言われてイラっとする
これに当てはまる人は、「投影」という考えが
あなたの中にあるかもしれません。
ぜひ、最後まで読んで
「投影」との向き合い方を学んでくださいね!
2.投影とは
投影を一言でいうと…自分の隠れた本音を相手に当てはめること!
4つのパターンで整理して
1つずつくわしく説明していきます。
①相手との関係性をどう捉えているか…
「なんだかAさんが私をライバル視してくる」
と感じる時、
実は、あなた自身がAさんをライバル視している
という場合があります。
「Aさんにこう思われている」
という思い込みの発端は
あなた自身のAさんへの本音だったりするんです。
②自分をどう評価しているか…
「なんだかBさんから信用してもらえていない」
と感じる時、
実は、あなた自身があなたのことを信じられていない
という場合があります。
「Bさんにこう思われている」
という思い込みの発端は
自分への低評価だったりするんです。
③自分のどんなところが嫌いなのか…
「Cさんの余計な一言、イライラする」
と感じる時、
実は、あなた自身に「余計な一言を言ってしまう」という側面があり
そんな自分を認められなかったり
嫌いだったりする場合があります。
「Cさんのここがイヤ」
という考えの発端は
自分自身のイヤなところだったりするんです。
④自分がどんな正義感をもっているのか…
「Dさん、時間にルーズで苦手」
と感じる時、
実は、あなたの中には「時間は絶対に守るべき」という
価値観があるかもしれません。
「Dさんのここが苦手」
という考えの発端は
自分自身との価値観のちがいが
表れていることがあるんです。
ここまで「投影」について、
具体例をあげてきました。
では、「投影」と生きづらさが
どうつながるのか…
説明していきます。
3.「投影」と生きづらさ
投影は自分の隠れた本音を相手に当てはめることで、
①相手との関係性
②自分への評価
③自分の短所
④自分の正義感
が相手に反映されていることをお話してきました。
そして、この①~④が
あなたの生きづらさのワケという場合があります。
どういうことかといういと、
投影として見えてくる①~④は
普段は抑圧されている感情・考え方です。
言い換えると、
「投影」という視点で自分と向き合わない限り
あなたの心の奥底に押しつぶされて
隠れてしまっている感情・考え方なんです。
つまり、
心のキャパが狭くなっている状態なんですね。
心のキャパがなくなると
感情を受け入れることができなかったり
あふれ出してしまったりして
イライラが止まらない状態になることも。
隠れた感情がずっと心に溜まったままなら
イライラ・モヤモヤ、そして生きづらさにつながるのは当然ですよね。
では、投影に気付いたらどうすればいいのか…
続きは、こちらのページでご説明します↓