1.投影に気付いたら
投影とは自分の隠れた本音を相手に当てはめること!
として、「基礎編」でお伝えしてきました。
投影を説明するために、
どんなことが起こっているのか分類してみると
- 相手との関わりをどう捉えているか
- 自分をどう評価しているか
- 自分のどんなところが嫌いなのか
- 自分がどんな正義感をもっているのか
という4つがありました。
では、
✓そもそもどうやって「投影」に気付くのか
✓「投影」に気付いたらどうしたらいいのか
これについて、お話していきます。
2.投影ってどんな時に現れる?
投影が現れるのはシンプルで
イライラ・モヤモヤした時です。
ある人に感じたことが
心の中に不自然に残って
「なんだかスッキリしないな…」という場合に
投影が現れている可能性が高いです。
逆に言うと、ポジティブな感情になる時は
投影は関係していないことが、ほとんどです。
なので、誰かにイライラ・モヤモヤした時に
「投影が関係しているかも…!」と
考えてみることが大切です。
3.投影に気付いたら
誰かへのイライラ・モヤモヤに
投影が関係していると気付いたら
まず、自分の本音を整理していくことが大切です。
「私は、Aさんのことをこう思っているんだ」
「私は、自分自身をこう評価しているんだ」
「私は、自分のここがイヤなんだ」
「私の中に、こんな価値観があるんだ」
ということを自覚します。
書き出してみると、より整理できるかもしれません。
次に、自分の本音を受け止めます。
投影という考えを通して見えてきた本音を
そのまま受容するんです。
その本音がいいとか、悪いとか、
判断する必要はありません。
最後に、課題を見つけていきます。
気付いた本音がそのままでいいのか、
それとも変えていきたいことなのか、
考えてみるんです。
例えば…
「私は、自分のことを信用できていないんだな」と
気付いたとします。
その時に、
自分のことを信用できないままでいいのか…
それとも、自分を信用できるようになりたいのか…
という風に考えてみるんです。
「自分はどうなりたいのかな?」
「どんな人生にしていきたいかな?」
そんな視点で考えてみると、
どうしていきたのか、答えが見えてくると思います。
そして、「変えていきたい」と思ったことを
【課題】として捉えます。
その結果、
「課題をどうやって解決しようかな」と
冷静に考えることで心も落ち着きますし、
変化につながっていきます。
生きづらさにつながっていることは
【課題】として捉えて
改善策を考えていくことをおすすめします。
4.投影に気付いたときの注意点
投影に気付いたときは
- 自分の本音を整理する
- 自分の本音を受け止める
- 課題を見つける
という風に
自分と向き合っていくことをお伝えしました。
このステップ②
「自分の本音を受け止める」という時に
注意点があります。
それは、
自分の感じていることを
そのまんま受け止めるということなんです。
この注意点は「自己受容」につながっていきます。
こちらのページで詳しく説明しているので、
本気で生きづらさを解決したい方は、
ご覧くださいね↓