【被害者意識・加害者意識】自分だけ報われない気がする方へ・基本編

1.大前提

「~のせいでこうなった」
「私のせいでこうなった」

そんな風に感じたことはありますか?

これを心理学の視点で考えると

「~のせいでこうなった」→被害者意識
「私のせいでこうなった」→加害者意識

という風に考えられます。

この被害者意識・加害者意識が強いと、
生きづらさにつながることがあります。

例えばこんな人が被害者意識・加害者意識があります。

  • 自分だけ報われない気がする
  • よく失敗するイメージが湧いてくる
  • 環境に恵まれなかったと感じている
  • 同世代に置いていかれている気がする
  • 「~たら」「~れば」をよく考える
  • 友人の家族が羨ましい

これに当てはまる人は、ぜひ、最後まで読んでくださいね!

2.そもそも被害者意識・加害者意識って?

被害者意識も加害者意識も
経験をもとに作り上げられたものです。

詳しく説明すると

被害者意識は
「自分は被害を受けるにちがいない」と思い込むことで

誰かのせい、何かのせいにすることが多いです。

加害者意識は
「他者を嫌な気持ちにさせてしまった」と思い込むことで

自分のせいだと自分自身に罪悪感をもつことです。

3.被害者意識・加害者意識の違い

被害者意識は
「自分は被害を受けるにちがいない」と思い込むことで

加害者意識は
「他者を嫌な気持ちにさせてしまった」と思い込むことだと

説明してきました。

正反対に思える2つの考え方は、
実は一緒に存在していることが多いです。

例えば、
「私の存在がうっとおしいから、母は私の話を聞いてくれない」
という考えがあった時。

この思いには「自分のせいで」という
加害者意識があることが分かります。

同時に、「母が優しくないせいで、私は話を聞いてもらえない」
という考えも心の中にある場合が多いです。

この「母が優しくないせいで…」という思いは
被害者意識になります。

このように、被害者意識と加害者意識は
同時に存在している可能性が高いです。

では、なぜ被害者意識と加害者意識の考えを
もつようになるのか…

その原因と癒し方は、
こちらのページでお伝えします↓

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