1.自己受容へのイメージ
「自己受容」という言葉、聞いたことがある人も多いと思います。
では、【自己受容】がどんな意味で
自己受容できた状態がどんな状態なのか、
説明できますか?
…言葉に詰まってしまうのではないかと思います。
「自分を受け入れることでしょ?」と思った人は、
自己肯定との違いは説明できますか?
実は【自己受容】とは
簡単なようで、奥深いんです。
過去の私がそうでしたが…
「私は自己受容できているんだ!」と思っていても、
”本当の”自己受容をできていない人は
たくさんいます。
では、自己受容とは何か、ていねいに説明していきます!
2.”本当の”自己受容とは
【自己受容】は
自分のすべてを認めること。
この”すべて”という点が奥深いんです。
では、ここで…
一緒に【自己受容】をやってみたいと思います。
あなたは、
「私は自分の意見を言えない」という自分の側面を
短所だと思っているとします。
そんな自分を【受容】してみましょう。
あなたは、自分自身にどんな言葉をかけますか?
おそらく、次のような言葉が思いついた人がいると思います。
「そんなことないよ」
「それは短所じゃないよ」
「言い換えれば、人の意見を聞けるってことじゃん!」
ですが、この言葉…すべて正しく【自己受容】できていません。
では、”本当の”自己受容をするとしたら…
「自分の意見を言えないと思っているんだね。
そこが短所だと思っているんだね。」
という言葉になります。
正しく【自己受容】できている時とできていない時、
何が違うのかというと
自分の感情をそのまま受け入れる
自分の感情を他のものに言い換える
自分のネガティブな感情を何かに言い換えるのではなくて、
「ネガティブはネガティブ」のまま、その事実を受けいれる。
そして、自分をそもそも「いい」とか「悪い」とか
判断をしません。
落ち込んでいる自分を無理に励ますのではなくて
「落ち込んでいる自分もOK!」と受容する。
イライラを頑張って抑えようとするのではなくて
「私は、今イライラしているんだね」と受容する。
辛いことを忘れようとするのではなくて
「私は、辛いんだな。」と受容する。
【自己受容】について
ご理解いただけましたか?
では、自己受容をした先に
どんないいことがあるのか、
こちらのページで説明していきますね!