1.自己受容が大事な理由
↑こちらの記事で
“本当の”自己受容についてお話しました。
では、
なぜ【自己受容】を正しくする必要があるのかというと
【自己受容】は自己肯定感や自信の土台になっていくからです。
自己受容・自己肯定・自信…
なんだか似ている言葉ですよね。
まずはこの3つの違いを説明し
その後に、【自己受容】が自己肯定感や自信の土台になる理由をお伝えします。
2.自己受容・自己肯定・自信
まず、【自己受容】については
自分のすべてを認めることだと説明してきました。
自分のネガティブな感情を何かに言い換えるのではなくて、
「ネガティブはネガティブ」のまま、その事実を受けいれる…
という点がポイントです。
次に、【自己肯定】についてです。
自分のネガティブな部分を改善しようと前を向いて行動すること、
そして、その部分をプラスに捉えることです。
そして、【自信】についてです。
成功体験から生まれるもので
「自分でこれができた」という感覚です。
ネガティブな感情も含めて
自分のすべてを認める
ネガティブな部分を改善しようと前向き・プラスに捉える
「自分はこれができる」
という感覚
そして、実は自己受容・自己肯定・自信は
つながっています。
自己受容ができていることで、
自己肯定感が高まり、さらに自信を身に付けていくんです。
では、もっと具体的に
自己受容・自己肯定・自信のつながりを
お話していきます。
3.自己受容ができていないと…
自己受容をしたつもりだったのに
自己肯定感や自信につながらなかった…
そんな時、実際はどんなことが起きているのか、
説明していきます。
たとえば、
「なかなか新しいことに挑戦できない自分はダメ…」というネガティブな感情を
正しく受容できていないとき。
『「自分はダメ」なんて思っちゃダメだ!』
『「挑戦できてない」なんてことはない』と自分に言い聞かせることによって
自分のネガティブな感情を抑え込んでしまいます。
その結果…
この感情はどうなると思いますか?
心の中に溜まっていくことで、
だんだんと心のキャパがなくなっていきます。
心のキャパがなくなると
感情を受け入れることができなかったり
あふれ出してしまったりして
イライラが止まらない状態になることも。
そんな状態になっていても
『「自分はダメ」なんて思っちゃダメだ!』
『「挑戦できてない」なんてことはない』と言い聞かせ続けると
【見せかけの自己肯定感】や【見せかけの自信】が
生まれます。
余裕のなさを誤魔化すために
自分にプラスの言葉をかけるんです。
分かりやすくすると、
大丈夫じゃないのに「大丈夫」と言い聞かせている状態。
心の中にある感情は、
向き合わない限りずっと心の中に溜まったままです。
ネガティブな感情がずっと心にあるなら、
イライラ・モヤモヤ、そして生きづらさにつながるのは当然ですよね。
4.自己受容ができていると…
正しく自己受容ができていると
心の中にネガティブな感情が溜まることはありません。
なぜなら、ネガティブな感情1つ1つを抑え込むことはせず
きちんと向き合って救い上げていくからです。
そして、ネガティブな感情を自覚していることで
今、自分の心のキャパがどれくらいなのか…が分かります。
そうすれば、自分のキャパを超えないように行動することができ
イライラ・モヤモヤ、そして生きづらさを感じることが減ります。
そして心にキャパがあれば
次々と行動することができ、結果的に【自己肯定】や【自信】につながります。
ここまで自己受容がなぜ大切なのか、説明してきました。
自己受容は、はじめは上手くいかないことも多いです。
自分の本音が見えず、何も変わっていないように感じることもあります。
ですが、繰り返し挑戦していくと
【自己受容】の感覚が分かるように!
もし1人でやってみて
「難しいな」「これで合っているのかな?」と不安になったら、
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