1.大前提
完璧主義は、特徴の1つ!
「いいもの」とか「悪いもの」とか判断するものではありません。
ただ…完璧主義の度が過ぎると、生きづらさにつながることがあります。
例えばこんな人が完璧主義に苦しめられています
- 完璧主義だと自覚している人
- こだわりのルーティンがある人
- 手を抜く人を見るとイライラする人
- 自分の成果を褒められないと モヤっとする人
- やろうと思っていることになかなか挑戦できない人
- 常に何かに追われているように感じる人
これに当てはまる人は、完璧主義の考え方を緩めた方が
肩の力を抜いて生きていけるかもしれません。
ぜひ、最後まで読んでくださいね!
2.そもそも完璧主義とは?
完璧主義を一言でいうと…理想を追いかけること!
くわしく説明していきます。
自分には【理想】と【現実】があります。
その【理想】と【現実】にはギャップがあります。
そのギャップを「埋めたい!」「早く理想に追いつきたい!」という想いが
完璧主義になります。
つまり、理想を叶えようと頑張る人が完璧主義と言えるんです。
ただ…最初でも伝えたように、
完璧主義の度が過ぎて、苦しんでいる人もいます。
一方で、完璧主義を活かせる人もいるんです。
では、【完璧主義に苦しむ人】と【完璧主義を活かせる人】の違いを
くわしく説明しますね!
3.完璧主義の人 2つのパターン
まず、【完璧主義に苦しむ人】は
理想を叶えられない自分を許せません。
たとえば…理想がテスト100点を取ることだったとき。
実際に取った点数が90点だと、「こんな自分はダメ!」と感じてしまうんです。
そして、理想を叶えられないとイヤだから、
理想をなかったことにする
という人もいます。
たとえば…理想がテスト100点を取ることだったとき。
100点以外の自分はイヤだから、そもそもテストを受けないという選択をするんです。
「別に、テストで高得点なんて取らなくてもいいし」なんて言いながら…
同じように、テストを受けるのを先延ばしにすることもあります。
こんな時は「本気出したら、私だって100点取れるし」とか言いながら、現状維持を続けることも…
一方で、【完璧主義を活かせる人】は
理想を叶えるためにエネルギーを使います。
たとえば…理想が「整理整頓された部屋をキープすること」だったとき。
現状は片付けの時間が取れなくて、使ったものが出しっぱなし。
じゃあ、どうしたら部屋を整理整頓する時間が取れるかな?と前向きに考えて、
試行錯誤をしながら着実に理想に近づいていく。
これが完璧主義を活かせる人で、どんどんレベルアップしていきます。
4.完璧主義に苦しめられると…
【完璧主義に苦しむ人】は
理想を叶えられない自分を許せない人でした。
さらに、
理想をなかったことにする
という行動につながることも説明してきました。
この「理想をなかったことにする」という場合、
人間関係にも影響があることも。
なぜかというと…
理想をなかったことにする
↓
行動しなくなる
↓
手持無沙汰になる
↓
暇だから他人に目がいく
↓
他人の言動が気になる
ということが起こるからです。
そして、他人の言動が気になる結果…
相手に嫉妬する
たとえば…「あの同僚は後輩から慕われていてズルい」
相手への攻撃性が出てくる
たとえば…「あの人、仕事遅いから文句言おうかな」
このように、完璧主義をきっかけに人間関係に悪い影響が出ることがあるんです。
5.完璧主義の癒し方
【完璧主義に苦しむ人】から【完璧主義を活かせる人】になるための方法は
とってもシンプルです!
- 自分が完璧主義だと自覚する
- 自分の完璧主義の考え方を受容する
- 「じゃあ理想を叶えるためには、どうしたらいいかな」と問いかけてみる
これをひたすら繰り返すこと!
もし何か心がザワザワ・イライラした時、
「もしかして完璧主義なのかな?」と自分に聞いてみてください。
では、完璧主義に気付いたらどうすればいいのか…
こちらのページで解説しています!
見落としがちな注意点もありますので、
ぜいご覧くださいね↓